ミョウバンが塩化アルミニウムと同様に使えるという噂は本当?

塩化アルミニウムは塗付することで汗の発生を抑える薬です。病院で処方されている他、薬局でも購入することができるものです。多汗症の治療薬としては、効果の高いものですが、この塩化アルミニウムの変わりに、スーパーなどでも手に入るミョウバンで作ったミョウバン水が使えるということが噂になっているようなのです。

ミョウバンは、多汗症の患者さんにとっても使い方によっては有用なものだと思いますが、塩化アルミニウムと同様の効果が得られるという点については、答えはNOです。この噂は間違いだと言うことができます。。ミョウバンの発汗を抑制する効果があるという話は、少なくとも私は聞いたことがありません。

ミョウバンがパワーを発揮するのは、消臭効果です。ミョウバンの消臭効果という意味でなら、多汗症の人にとってケアの一つに取り入れることができるのはないでしょうか。ミョウバンを配合した石鹸なども市販されていますので、手軽にケアに取り入れることが可能です。

ミョウバンを使った消臭の歴史は古く、古代ローマ時代から消臭、防臭に効果があるとして利用されたり、防水剤、皮なめし剤、染色剤などとして利用されていました。現在でも消臭効果のある製品にミョウバンが含まれているこがあります。食品の防腐剤としても使われるものですので、体に使うものとして安全なのは間違いありません。

また、ミョウバン水は自分で簡単に作ることができます。

用意するものは、焼きミョウバンです。スーパーやドラッグストアで購入できます。容器はペットボトルの空きボトルで構いませんので、1.5リットルのペットボトルに一杯まで水を入れます。焼きミョウバンは50グラム、もし生のミョウバンを使う場合には75グラムくらいの量を入れます。はじめはミョウバンの結晶が残っているためにごっていますが、2~3日そのままにしていると液体が透明になりますので、そうなったら完成です。

ミョウバン水は直接体に塗ったりスプレーしてもかまいませんし、靴などの消臭スプレー代わりに使うこともできます。汗を抑制する効果があるという噂は残念ながら間違いですが、消臭効果はなかなかのものですので、汗の匂いが気になる方は是非一度試してみてください。

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