多汗症と冷え症の関係は交感神経にあった

すごく汗をかいているのに、すごく冷えてしまい、手先や足先なとは痛いほどに冷えているということがないでしょうか。汗をかいているのに冷えるなんておかしいと思うかもしれませんが、これは多汗症の典型的な症状の一つです。多汗症と冷えは、この場合根っこは同じ自律神経の問題なのです。

多汗症では、交感神経が過剰に反応することで、発汗が促されて大量の汗をかきます。体温調節のための温熱性発汗とは汗が出る理由からして違いますので、多汗症の汗は暑いから出るというものではないのです。また、交感神経によって発汗が促されている一方では別の反応も起こっています。これが交感神経が原因で起こる血管収縮です。血管が収縮すれば血流が減りますので、そのため、手足が冷えてしまうのです。逆に、優位になった交感神経に対応して副交感神経も過敏に反応し、その結果として血管拡張が起こり、手足がほてる、熱を持つこともあります。その両方を繰り返すことがあるのも多汗症の特長といえます。

自律神経のうち交感神経の働きが優位な状態が続くと、他にも息切れ、呼吸困難、イライラ、動悸、胸苦しさ、肩こり、筋肉痛、腰痛、頭痛、震えなど、上げればきりがないほど様々な症状が出る可能性があるのです。

多汗症の治療ということだけではなく、健康全般のためにも 自律神経の働きのバランスをとるように心がけることが大切です。自律神経のバランスには、生活習慣や環境、食生活などが大きな影響を与えます。ストレスの影響ももちろんあります。交感神経が優位になる原因としては、緊張、不安が大きな要因とされています。他に病気の影響ということもありますが、基本的には規則正しい生活を送り、ゆったりとした気持ちで生活をおくることが効果的と考えられています。

ウォーキング、ジョギング、ヨガなど、何でもかまいませんが、副交感神経優位になるようなエクササイズをしたり、自分流でかまいませんのでストレス解消法を持つことも大切です。酒やたばこや甘いものは過度に接種すると汗の匂いの原因にもなりますが、ストレス解消のために適量であれば接種することもいいかもしれません。

多汗症や、その他の諸身体症状のためにも、自律神経のバランスをとれる生活を目指しましょう。

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