多汗症の原因。ポイントは交感神経にある

多汗症の原因は分かっていない部分もありますが、キーポイントになっているのが交感神経です。交感神経の働きが強くなると、汗腺の働きも活発になり、汗が出やすくなります。

交感神経の働きが強くなるのが、以下のような場合です。

まず、ストレスや緊張、不安が強くなった時です。そのような状況下では、交感神経の働きが強くなります。多汗症の原因が精神的なものだといわれる原因はここにあります。現代はストレス社会ですので、様々なストレスの影響や、生活が不規則なことも、自律神経のバランスを乱し多汗症の発生に繋がる場合があるのです。

また、ホルモンの分泌をコントロールしている脳の視床下部は、自律神経をコントロールしている器官でもあるので、ホルモンバランスが崩れると自律神経のバランスも崩れ、多汗症となってしまうことがあります。過度のダイエットなどによりホルモンバランスの崩れが多汗症に繋がることもあります。更年期にホルモンバランスが崩れると多汗症になることがあるのも、同じ理由です。

他には、食事やタバコやコーヒーによる刺激が交感神経を刺激する場合もあります。

神経質な人ほど多汗症を発生しやすい傾向はありますが、近年ではリラックスしていても汗が出る多汗症の患者さんがいることが分かっており、必ずしも多汗症イコール精神症状ではないとも言えます。このような多汗症の場合は、精神的な問題から汗がたくさん出るのではなく、交感神経が敏感すぎるためごく普通に交感神経が活動しているだけで、人一倍汗をかいてしまうようですが、交感神経が敏感になる原因は明確には特定されていません。

汗の原因が他の病気の影響ということもありますので、生活に支障が出るような異常な発汗があるようであれば、一度病院を受診してみましょう。薬や手術、精神療法まで、多汗症に有効な治療法はたくさんあります。

汗をかく不安がストレスになり、そのストレスが交感神経を刺激してまた汗をかく悪循環に陥っていることもあります。病院に行って自分は多汗症なのかどうか、何が原因で多汗症を起こしてしまっているのか、まずは相談することから、多汗症は治療していくことができるのです。

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