足の裏に汗をかく足裏多汗症は合併症状に注意が必要

多汗症で汗をかいでしまう部位が、足の裏である場合には、その症状のことを足裏多汗症といいます。局部性多汗症の一つで、手掌多汗症と原因や症状はほぼ同じです。足の裏から大量に発汗するために、靴下か濡れてしまったり、素足であるくと床が濡れてしまうなど、日常生活に支障がでることもあります。手掌多汗症と同様に、主に精神性の発汗であると考えられています。

この足裏多汗症の困ったところは、他の多汗症が、多汗症がもとになってその他の症状を発生することが少ないのに対して、この足裏多汗症だけは、他の合併症状を引き起こすリスクが高いところにあります。足裏多汗症が最も治療を行うべき多汗症という言われ方をすることがあるのはそのためです。

合併症状の代表的なものは、水虫です。水虫の原因菌である白癬菌は、湿度の高い場所を好みますが、多汗症により足の裏に大量に汗をかくことで、白癬菌が住み易い環境を作ってしまうのです。また、水虫になると足の匂いが強くなるという弊害もあります。

もう一つ、足裏多汗症の合併症状として異汗症という症状があります。小さな斑点足の指ができ、放っておくと痒みを生じたり、足の裏が赤くなってしまうこともあります。

このような困った事態に陥らないためにも、足裏多汗症のケアや治療、対策はしっかりと行いたいところです。

自分でできるケアや対策は、通気性のよい靴選ぶことや、こまめに靴下を履き替えたり、足裏の汗を拭くなど、ともかく足裏を清潔に保つように気をつけることが大切です。靴は一度履いたら、天日で乾かし、同じ靴を何日も続けて履かないこともポイントです。

足裏多汗症を完治させる治療としては、交感神経切除術がありますが、代償性発汗やその他の副作用の問題もありますので、安易には考えない方がいいでしょう。

また、足の裏の汗腺を支配している腰推の第2番、第3番の交感神経にブロック針を刺し、アルコールなどの薬液を注入する、腰部交換神経ブロックという治療法もあります。足の発汗には効果があるとされていますが、人によって効果に差があることや、効果が永続しないこと、射精障害などの副作用が起こる可能性があるため、こちらも十分に検討した上で行う必要があります。

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